BACK

伝説のMcLaren F1 GTR 「ロングテール」のレース・ペイントを675LTで再現

p20180611_01.jpg

McLaren 675LTはとてもスペシャルなマシンであり、群を抜いた存在であり続けています。そのMcLaren 675LTをよりドラマチックに、そして更にエクスクルーシブなマシンにしたいというカスタマーからの要望は、それがどんなに複雑なものであってもMSOはビスポークのリクエストにお応えいたします。

1990年代の耐久レースで圧倒的な強さを発揮し、1996年度のBPRグローバル・エンデュランス・シリーズおよび1997年のル・マン24時間GT1クラスで優勝したMcLaren F1 GTRに敬意を表したロードカーを製作して欲しいというリクエストに応えるため、MSOでは、McLaren 675LTのビスポーク・モデルを製作しました。MSOは、今回パーソナライズされた有名なレース仕様とカスタマーの要望に沿ったビスポークの特徴を兼ね備えた特別仕様で製作をしました。このプロジェクトは、その有名なレース・ペイントの使用について、ガルフ・オイル・インターナショナル社の許可を得て実施。MSOでの作業には1,000時間以上の時間が費やされ、そのうち、エアブラシでの作業を含むペイント作業には、800時間が費やされました。

「カスタマーの独自の要望に合わせて、このような1台限定のMcLaren 675LTを手作業で作るのは、まさにMSO ビスポークのためにある特別な依頼でした。オリジナルの単色のペイントが施された既存のマシンを、ガルフレーシング・カラーのMcLaren F1 GTR『ロングテール』に変身させるということ自体、信じられないようなリクエストですが、それはカスタマーが求める仕様のごく一部だったのです。さらに我々は、675LTの標準装備のコンポーネントを数多く交換作業を実施し、マシンのオーナーがはっきりと識別できるようにするために、マシンをさらにパーソナライズさせました。MSOでは、多くのカスタマーより、このようなサービスのご依頼を受けています」とMSOのマネージング・ディレクター、アンサー・アリは述べています。

ライトブルー、ブラックおよびレッドのボディペイント、そしてトレードマークである、センターのオレンジストライプは、ガルフ・レーシングのペイントを再現したものであり、このペイントが施された、1997年のMcLaren F1 GTR「ロングテール」は、マクラーレンが675LT製作のヒントとしたマシンです。デイグロー・オレンジ仕上げの20スポークのホイールもプロジェクトのテーマに沿ったもので、オーナーのイニシャルが入ったサイドシルのバッジにも同じオレンジ・カラーが使用されています。また、ルーバー式のフロント・ウィング、最新式のルーフスクープおよびカーボンファイバー製のエアブレーキは、MSOが用意しているMcLaren 675LT用のオプション装備であり、その全てにボディーと同じペイントが施されています。

インテリアは、エクステリアのテーマとパーソナライゼーションをより効果的にアピールするデザインとなっています。MSO ビスポークのレーシング・シートはカーボンブラックのアルカンターラR仕上げで、コントラストの利いた、オレンジとブルーのステッチが入っています。さらに、インテリアにもオーナーのイニシャルがあしらわれており、ヘッドレストにブルーでステッチされています。シートベルトはMSO Definedのシリーズで、色はオレンジです。

アクティブ・ダイナミクス・パネルのハンドリングおよびパワートレイン用のベゼルはガルフブルーの仕上げ、さらにベント・ベゼルの周囲とストップ/スタートボタンのトリムはガルフオレンジの仕上げです。

MSOの手による、圧倒的なビジュアル・インパクトを誇るこの675LTには、そのアピアランスにふさわしいパフォーマンスを備えています。マクラーレン史上最軽量、かつ最もドライバー指向なモデルである675LTは、3.8リッターV8ツインターボ・エンジンが搭載されており、最高出力は675PS(666bhp)、最大トルクは700Nm(516lb ft)で、0-100 km/h加速は2.9秒、最高速度は330km/hです。


マクラーレン大阪オフィシャルサイトはこちら

マクラーレン名古屋オフィシャルサイトはこちら